この記事では、
新人会計士向けに「棚卸立会って具体的に何をやるんか」を
なんとなくイメージできるレベルまで
噛み砕いて説明していくで。
これ読んどけば、
「とりあえず何していいか分からん…」
って状況は避けられるはずや。ほないくで。
棚卸立会とは何ンゴ?
まずはここからやな。
「そもそも棚卸立会って何やねん?」って話をするンゴ。
商品とか製品、原材料、仕掛品みたいな棚卸資産を持っとる会社は、期末になると倉庫や工場で在庫の数を実際に数えるんや。
帳簿に書いてある数量と、現物の数がちゃんと合っとるかを確認するためやな。
この作業を 実地棚卸 って言うで。
ほんでやな、その実地棚卸を会社がやってる現場に、
監査人であるワイらが実際に行って同席するんや。
そこで何するかというと、
ちゃんとルール通りに数えとるかを横で見たり、
一部の在庫を抜き出して、自分らでも実際に数えたりする。
そうやって、在庫数量が妥当かどうかを確かめるわけや。
これが 棚卸立会 や(ドヤ顔)。
整理すると、
会社が主体でやる作業が「棚卸」。
それに対して、監査人が現場に立ち会って確認するから「棚卸立会」。
名前そのまんまやけど、
ここ理解できてないと後の話が全部チンプンカンプンになるから、
新人はまずここをしっかり頭に叩き込んどくんやで。

ちなみに、棚卸立会は在庫数量を検証する「実証手続」の側面と、会社の在庫管理状況を確認する「内部統制の整備運用評価」の側面もあるンゴ。
立会前日までの準備
棚卸立会はな、
当日だけ頑張っても意味ない業務や。
前日までの準備で8割決まると言っても過言ちゃうで。
「まあ現地行けば何とかなるやろw」
とか思っとる新人、
当日倉庫でフリーズする未来しか見えんから
ここはちゃんと押さえとけやwww
① 集合時間・集合場所の確認
まず一番最初にやるべきことはこれや。
立会当日の 集合時間と集合場所の確認。ここはマジで最優先やで。
遅刻は論外やし、
「場所勘違いしてました」は新人でも普通に評価下がる案件や。
棚卸立会は始まる時間が決まっとること多いから、
一人遅れるだけで全体に迷惑かかるんやで。
あと新人が地味に忘れがちなのが、当日の生活面やな。
立会場所に食堂があるか、
周辺にサクッと飯食える店があるか。
これ、現地行ってから「昼どうすんねん…」ってなると結構つらい。
さらに、立会場所がクッソ遠い場合な。
始発でも間に合わんとか、移動だけで体力削られるパターンもあるから、
前泊が必要かどうかも含めて事前に確認しといた方がええ。
この辺は自己判断で突っ走らず、
必要に応じて主査にサクッと事前確認するのが一番安全や。
事前確認をちゃんとできる新人は、それだけで評価上がるから覚えとくんやで。
② 前期調書を確認
次にやるべきなのが 前期調書のチェック や。
これサボる新人、意外と多いけど普通にアカンで。
前期に
カウントエラーが出とらんかったか、
棚卸立会中に問題になった事象がなかったか、
この辺は必ず目を通しとくんや。
もし前期でエラーが出とったなら、
「今年はどうなっとるか」を確認するのがワイら監査人の役目やで。
改善されとるならヨシ、
改善されとらんかったら普通に突っ込むポイントや。
「去年もミスあったけど、今年はまあええか」
とかやったら、それ監査ちゃうからなwww
前期指摘がどう扱われとるかを見るのも、
棚卸立会の大事な観点やって覚えとくんやで。
③ 棚卸要綱を事前に読んでおく
会社が作っとる 棚卸要綱、
これ事前にちゃんと目通しとかなアカンで。
棚卸立会って、現地で初見対応するもんやないんや。
「会社はどういうルールで棚卸する前提なんか」を頭に入れとくのが基本やな。
特にチェックしときたいのは、
今回立会する拠点での棚卸方法。
全社共通ルールでも、拠点ごとに微妙に運用違うことあるから要注意や。
あとは、誰がどう数えるのか。
カウントする人と記録する人の2名1組でやるのが一般的やけど、
例外も普通にあるから事前に把握しとくんやで。
それと地味に大事なのが、棚差が出た場合の処理方法。
その場で再カウントするのか、
後日調整するのか、
責任者の承認が必要なのか、
この辺分かっとるだけで現地での動きが全然変わる。
現地着いてから
「え、そんなやり方なん?」
ってなると、一気に素人感出るからなwww
棚卸要綱は予習必須やで。
④ ヤバそうな在庫の洗い出し
あと、預け品・預り品・長期滞留在庫の有無は一回確認しておくといいンゴ。
この辺があると、普通の棚卸立会とは別で
追加の確認が必要になるからな。
まず預け品。
倉庫にモノがあっても会社の在庫やないケースや。
この場合は、ちゃんと預り証(預け証)を持っとるかを確認する必要があるで。
次に預り品。
これは逆に、会社が他社のモノを預かっとるパターンやな。
棚卸対象外って分かるように、
対象外の札が貼られとるかは必ず見るポイントや。
あと地味に重要なのが長期滞留在庫。
長いこと動いてない在庫は、評価減とか廃棄リスクが絡んでくるから、
なんで滞留しとるんか、
今後どうするつもりなんか(解消の目途)
この辺はその場で質問飛ぶ可能性高いで。
やからな、
当日いきなり現物見て考えるより、
事前に「こういう在庫ありそうやな」って頭に入れとくだけで
現地での動きやすさが段違いや。
棚卸立会は準備8割、本番2割やで。
⑤ どんな手続きをやるか主査に確認
最後に一番大事なんが、当日実施する手続きの確認や。
ここサボるとガチで詰む。
棚卸立会でやること自体は、正直そこまで多くないんや。
基本はテストカウントして、棚卸作業を横で観察して、
最後に「ちゃんと棚卸終わっとるな」って確認する、この流れやな。
最低限これができてなかったら話にならんで。
特に事前に確認しとかなあかんのが、
テストカウントを何件やるのか、
それとカウントエラーが出た場合に何件追加でやるのか、この2点や。
ここを曖昧にしたまま現地行くと、
「え、テストカウントって何件でしたっけ…?」
ってその場で先輩に聞くことになって、
一瞬で“準備不足な新人”の印象を持たれるでwww

ちなみに、棚卸立会は内部統制テストも兼ねているから、多くの場合テストカウント件数は25件やで。

カウントエラーをみつけちゃったらどうしたらいいの?

カウントエラーが1件の場合は、サンプルを15件追加することが多いンゴねえ。
当初25件+追加15件でエラーが1件だけなら問題なしとして、それ以上エラーが見つかるようなら先輩に相談や!
当日集合〜棚卸立会開始まで
まず最初に言っとくけど、棚卸立会に彼女とか母親とか部外者連れてくるのは論外やwww
ネタでもアウトや。
なんでこんな当たり前のことをわざわざ言うかっていうとやな、
昔ほんまに「立会に彼女連れて行って、クライアントからガチ苦情入った」
っていう都市伝説みたいな話を聞いたことあるからや。
正直、最初聞いたときは
「いやそれ嘘松やろ……」
って思ったんやけど、監査業界ってたまに想像の斜め上いく先人おるから怖いんよなwww
まあ逆に言えばや。
そんなレベルの大事故をやらかしとる人間がおるってことは、
ワイらが多少道に迷ったとか、持ち物一個忘れたくらいなら
即死判定にはならんやろ、っていう安心材料でもあるんやけどな。
とはいえ、
立会はあくまで仕事やし、
クライアントの現場に入らせてもらっとる立場や。
最低限の常識と緊張感だけは忘れんようにしとこな。
①家を出る前に
集合時間と集合場所、ここは絶対にミスったらあかんポイントや。
遅刻はもちろん論外やし、場所間違えてウロウロしてるのも普通に心証悪い。
服装は基本スーツで問題なしや。
変に気を利かせて私服寄りにするとか、そういう冒険は要らんで。
持ち物についてやけど、最低限これがないと話にならん。
ペン、バインダー、電卓。この三種の神器やな。
どれか忘れると、その瞬間から「準備できてない新人」枠に突っ込まれるで。
ここからが差がつくポイントや。
付箋を持っとると、現場で番号振ったり、気になった在庫にペタッと貼れたりして地味に便利や。
これ出した瞬間、「お、こいつ分かっとるな」って空気になることもある。
あと意外と侮れんのが双眼鏡やな。
高所ラックの在庫確認とか、危険エリアに近づけん場所では普通に役立つ。
必要な現場と不要な現場の差はあるけど、
状況に応じてサッと出せると一気に有能感出るで。
②到着したあと
棚卸立会が始まる前に、
棚卸の責任者とか立会場所の担当者とかから挨拶あるで。
ここで立会場所の地図や回る順番とか教えてくれるはずや。
全部覚えろとか言わんけど、なんとなく頭に入れとけや。
それとな、だいたいやけど、
会計士が現地に着くくらいのタイミングで、当日の在庫リスト渡されるはずや。
ちなみにテストカウントはな、実在性と網羅性を確認する手続なんや。
どういうことかというとな、
・リストに載っている在庫が現物としてちゃんと存在している
・在庫とされている現物がリストにちゃんと載っている
これを確認するんや。
だからな、例えば最低件数が25件やったら、
リスト→現物13件+現物→リスト12件、
みたいな配分でカウントするんやで。
在庫リストもろたら、
グダグダせずに即サンプリング開始やで。
時間は思ってる以上にないからなwww
サンプリングするときは、
・リストに載っとる在庫が本当にこの立会場所の在庫か
・リストには載っとるけど、実物がここに存在せん在庫が混ざっとらんか
この辺は最初にチェックしとくと後が楽や。
あと新人がハマりがちなんがこれ。
品番は載っとるけど在庫数量0のやつが
普通にリストに混ざっとることがある。
それ選んでも意味ないから、
サンプリングの時点で除外するの忘れたらあかんで。
棚卸中にやること
ここからようやく立会や。
棚卸中にやることは、
大きく分けて3つやと思っとけ。
①棚卸の観察
棚卸中にワイらが何するか言うたら、とにかく棚卸実施者の動きをガン見や。
棚卸要綱どおりに数えとるか、勝手な自己流になっとらんか、そこをじっくり見るんやで。
それと同時に必ず確認せなあかんのが、「荷動きが止まっているか」やな。
棚卸やっとる最中にモノが動いとったら、
「今数えた在庫って、いつ時点のやねん」って話になって、もう訳分からんくなるからなwww
棚卸中は荷動きがちゃんと止まっとるか、これはマストでチェックや。
あと地味に大事なんが、棚卸対象外品の扱いやな。
対象外の在庫があるなら、「これは対象外です」って誰が見ても分かる表示がされとるか確認しとけ。
しれっと通常在庫に混ざっとったら普通にアウトやで。
現場ではな、
「これどういうルールなんですか?」とか
「この処理っていつのタイミングでやってるんですか?」とか、
気になったことは遠慮せず聞いてええんや。
疑問点はガンガン解消していこうな。
②テストカウント
テストカウントはな、
棚卸立会の中で一番時間かかるパートやで。
場所がクッソ広いと、
手分けしてカウントすることになるから、
新人でも一人で数えさせられるケース普通にあるんや。
せやから、
「先輩がおるから何とかなるやろw」
とか思っとると普通に詰むでwww
事前に
どういう流れで数えるか、どこを見るかをしっかりイメトレしとけ。
頭の中で一回シミュレーションしとくだけで、
当日の動きやすさが全然ちゃうからなwww
在庫リストの数量→ 現物の数量照合
在庫リストから選んだサンプルについて、
現物を数えてリストと合っとるか確認するんや。
これは
リスト → 現物
やから、実在性を確かめる手続やな。
現物 → サンプルの照合
今度は逆や。
棚卸立会中に
「これや!」って決めた在庫を実際に数えて、
その数量がリストと合っとるか確認する。
これは
実物 → 帳簿
やから、網羅性を確かめる手続やね。
テストカウントの注意点
まず大前提として、テストカウントの対象は必ず自分で選ぶんや。
会社の人に「どれ数えます?」って聞いて選ばせたら、それもうテストの意味ないからな。
監査人が“抜く”から意味がある、ここは絶対に譲ったらあかんポイントや。
次に意識したいのが時間配分や。
立会時間は無限ちゃうから、ひとつに時間かけすぎず、テンポよくどんどん数えていくのが大事やで。
モタモタしとると、後半で件数足りひんとか普通に起きるから注意な。
あとありがちなやらかしが、同じ場所ばっかり選ぶことや。
極端な話、同じ棚から25件も選んどったら、
「お前ほんまに全体見とるんか?」ってツッコまれても文句言えへんwww
エリアや棚を分散させて、ちゃんと全体を見てます感を出すのがコツや。
実際に数えるときは、いきなり無言で触り出したらあかんで。
「今からテストカウントします」ってちゃんと宣言して、
会社の人に作業を止めてもらったり、必要なら手伝ってもらったりするんや。
③ 棚卸の完了確認
立会拠点の棚卸が全部終わって、在庫数量が正式に確定するのを
最後まで見届けるところまでが、棚卸立会の任務やで。
テストカウントで
「問題なし!ヨシ!」
やったとしても油断したらあかん。
最後の最後に、
会計士が見とらん隙に在庫数量いじられたら、
それまでの苦労が全部水の泡やからなwww
立会中は終わるまで気抜いたら負けや。
普通はな、
棚卸が終わった在庫に
・付箋
・半券
みたいなんを貼って、
カウント済み在庫と未カウント在庫が一目で分かるようにしとるはずや。
倉庫の中を見渡して、
「全部の在庫に付箋(半券)が付いとる」
って状態になっとったら、
その拠点の全在庫カウントが終了した合図や。
当日の在庫数量が確定したことを
ちゃんと自分の目で確認できたら、
そこでようやく棚卸立会は任務完了やで。
講評
クライアントによってはやけど、
棚卸立会の最後に講評を求められることがあるんや。
この講評では、
棚卸立会中に気づいた点を会社にフィードバックするのが役目やで。
新人でも普通に
「何かコメントありますか?」
って振られることあるから、
何を言うかは立会中から軽く考えとくのが大事や。
ただし注意点が一つ。
無理やり指摘事項をひねり出すのは絶対NGや。
変な指摘すると、一瞬で場の空気ヒエッヒエになるからなwww
特に、
「特に問題なかったな」
って場合は、無理せずこの辺の無難コメントで十分やで。
・「整理整頓が行き届いていて、在庫管理がしっかりされていると感じました」
・「一部ほこりをかぶっている在庫が見受けられたので、大切な在庫を守るためにも、定期的な清掃を行うとよいと思いました」
このレベルやったら、
角も立たんし、場も荒れへん。
一方で、
「これはさすがに指摘してええやろ」
って内容が見つかった場合でも、
その場でサプライズ発表は絶対あかん。
必ず一度主査やマネージャーに相談して、会社側の棚卸担当者にも事前に共有(根回し)したうえで伝えるんやで。
会計士からの指摘って、
会社側は想像以上に重く受け取るもんや。
せやから、
慎重に、慎重に伝えるのがプロの仕事やで。
まとめ(結論)
最初は分からんことだらけで当たり前や。
いきなり完璧にできる新人なんておらん。
せやから、
先輩に聞きながら、この記事も読み返しながら、
一歩ずつ棚卸立会に挑めばええんや。
新人のうちは、
「分からんことがある」のが仕事みたいなもんやからなwww
変にビビらんでええ。
ちゃんと見て、ちゃんと聞いて、ちゃんと考えとけば大丈夫や。
自信持って行ってこい。

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